
「置き型チョークバッグが欲しいけどどれを買えばいいか分からない。おすすめの置き型チョークバッグがあれば教えてほしい。」
といった悩みを持つボルダリング初心者に向けて、Amazonや楽天市場にて5000円以下で買えるおすすめの置き型チョークバッグを7つ紹介します。
本記事の内容
- チョークバッグとは
- 置き型チョークバッグのメリット
- 置き型チョークバッグのデメリット
- 5000円以下で買えるおすすめの置き型チョークバッグ7選
- まとめ

ボルダリング歴7年以上の僕はこれまでにいろんなチョークバッグを使い、他人のチョークバッグもたくさん見てきました。
本記事を読めばおすすめの置き型チョークバッグが分かり、お気に入りの置き型チョークバッグが手に入ります。
チョークバッグとは
おすすめの置き型チョークバッグを紹介する前に、チョークバッグの役割がよく分からないという方のために簡単に説明しておきます。
チョークバッグはボルダリングで滑り止めとして使用するチョーク(粉)を入れておくための袋のことで、ボルダリングを楽しむうえでは必須の道具です。
チョークを手に付けてからある程度の余分なチョークは払い落すのですが、チョークバッグがないと粉が舞い散って周囲が汚れてしまいます。そこでチョークバッグの中で余分なチョークを払い落とすことで周囲も汚さず、チョークの使用も最小限に抑えられます。
今回紹介するのはバケット型やポッド型とも呼ばれる置き型タイプですが、ほかに腰付けタイプもあります。
腰付けチョークバッグ
腰付けチョークバッグにはベルトが付いているので、腰に巻いておくことで登りながらでも手にチョークを付けられます。
ボルダリングでももちろん使えますが、どちらかといえばリードクライミングのような長い課題で真価を発揮します。
ボルダリングの場合は登りながらチョークを付けるのは意外とテクニックが必要なので、スラブや垂壁のような手をフリーにしやすい課題でないと使うのは難しいでしょう。

ボルダリングでは液体チョークなどを駆使してチョークの持続性を高めるのが効果的です!
置き型チョークバッグのメリット
ボルダリングで使うには腰付けタイプではなく置き型タイプのほうがおすすめです。置き型タイプには以下のようなメリットがあるからです。
- 口が広いので両手を入れられる
- 容量が多いので頻繁にチョークを足さなくていい
- 小物入れがあるのでいろんなものを入れておける
- 安定感があるのでチョークをこぼしにくい
- 腰に付けなくていいので体一つで登れる
それぞれについて説明していきます。
口が広いので両手を入れられる
置き型チョークバッグは開口部が大きいので、両手を入れてチョークアップができます。両手をこすり合わせることで指先までしっかりチョークが乗り、チョークの持続性も高まります。
腰付けタイプだと片手ずつのチョークアップになるので置き型に比べて時間もかかり、チョークの持続性も劣るのでボルダリングでの使用には不向きでしょう。
容量が多いので頻繁にチョークを足さなくていい
置き型のチョークバッグは腰付けタイプに比べて容量が多く、一度にたくさんのチョークを入れられます。

一度にたくさんのチョークが入るので腰付けタイプのように頻繁にチョークを足す必要がなく、いざというときに「チョークがない!」といったこともなくなりますよ。
新しいチョークを買っても半分ぐらいは一気に入れられるのではないでしょうか。ずぼらな人には嬉しいポイントです。
小物入れがあるのでいろんなものを入れておける
置き型のチョークバッグには基本的に小物入れがついています。
以下のようにチョーク以外にもいろんなものを入れておけるので、参考にしてみてください。
- 液体チョーク
- ブラシ
- テーピング
- 絆創膏
- 爪切り
- 小銭
安定感があるのでチョークをこぼしにくい
置き型チョークバッグは底の面積が広く、倒れにくい形になっています。なのでたくさんチョークを入れてもこぼれる心配がありません。

床にチョークをこぼしてスタッフさんに掃除してもらう、といったこともなくなりますw
腰に付けなくていいので体一つで登れる
置き型チョークバッグは登る前にチョークアップするので、腰付けタイプよりも身軽に登れます。
腰付けタイプは小さいのでたいした重さではありませんが、腰でブラブラするので若干のわずらわしさがあります。
また腰付けタイプのように落下時にチョークをまき散らす心配もないので、余計なことを考えず登りに集中できるというメリットがあります。
置き型チョークバッグのデメリット
ボルダリングでの使用におすすめな置き型チョークバッグですが、もちろんメリットばかりではありません。置き型チョークバッグのデメリットは以下のとおり。
- 値段が高い
- かさばる
- 登りながらチョークアップできない
あたりでしょうか。それぞれについて説明していきます。
値段が高い
置き型チョークバッグの1つ目のデメリットは、値段が高いという点です。
2000~3000円で買える腰付けタイプに比べ、置き型チョークバッグは4000~5000円とやや高く、1万円弱するハンドメイドの1点ものなんかもあります。
ただやはりボルダリングでは置き型のほうが圧倒的に使い勝手がいいので、少し高いとはいえ置き型の購入がおすすめです。1度買ってしまえばそうそう壊れることはありませんので。
かさばる
置き型チョークバッグの2つ目のデメリットは、かさばる点です。腰付けタイプに比べると大きいので、どうしてもかさばってしまいます。
とはいえ「両手でチョークアップできる」「チョークがいっぱい入る」「小物が入れられる」といったメリットのほうが大きく上回るので、我慢しましょう。

中には折りたたんでバックルを留めるとコンパクトになるチョークバッグもあるので、かさばるのが嫌な人はそういった種類を選びましょう!
登りながらチョークアップできない
置き型チョークバッグの3つ目のデメリットは、登りながらチョークアップができない点です。

腰付けタイプのようにベルトがないので当然ですね。
手汗が多い滑り手のクライマーにとっては大きなデメリットかもしれません。
ただこのデメリットも以下のように工夫をすれば改善できます。
ズボンにチョークを付けておく
ズボンにチョークを付けておいて、核心の1手の前にそのチョークを手に付ける方法です。
ズボンで手汗を拭うことってありませんか?その位置にあらかじめチョークを付けておくことで、1~2手ならば手汗を止められます。

ズボンが汚れてしまうことと垂壁やスラブ以外では難しいという欠点がありますが、意外と役に立つ方法なので試してみてください♪
液体チョークやペーストチョークを使う
ズボンを汚したくない、または垂壁やスラブ以外の壁の場合は液体チョークやペーストチョークを使いましょう。
チョークの持続力が上がるので、ゴールまでチョークが残るようになります。おすすめの液体チョークについては下記の記事で紹介しています。
5000円以下で買えるおすすめの置き型チョークバッグ7選
お待たせいたしました。
ボルダリング初心者向けにAmazonや楽天市場にて5000円以下で買えるおすすめの置き型チョークバッグは以下の7つです。
それぞれ値段や大きさ、機能が異なるので自分にあったチョークバッグを選んでみてください。
Black Diamond モンディートチョークポッド
引用:Amazon.co.jp
価格 | 2,200円 |
サイズ | 幅20×奥12×高さ20cm |
カラー | アクアブルー、パープル、ウルトラピンク、レモングラス |
登山メーカーであるブラックダイヤモンドの「モンディートチョークポッド」。
必要最低限のスタンダードな形状で小物入れ、ブラシ差しがついています。袋の口を折りたたんでバックルを留めるとコンパクトになり、チョークが漏れる心配もありません。
2,200円という置き型チョークバッグにしてはかなりの安さで買えるので、とりあえずチョークバッグが欲しいという人におすすめです。

ブラックダイヤモンドはシューズやマットも販売しているブランドなので、品質についても心配ないでしょう。
Black Diamond モンドチョークポッド
引用:Amazon.co.jp
価格 | 3,190円 |
サイズ | 幅20×奥12×高さ20cm |
カラー | グレー、ブルー、レッド |
同じくブラックダイヤモンドの「モンドチョークポッド」。
先ほど紹介したモンディートチョークバッグと大きさは同じですが、ポケットが1つ増えました。値段もやや高くなりましたがそれでも置き型チョークバッグにしては安いほうです。
モンドチョークポッドのほうが落ち着いたカラーバリエーションでロゴの主張も控えめなので、男性におすすめかと。
MOON ボルダリングチョークバッグ
引用:アウトドアーズ・コンパス
価格 | 4,840円 |
サイズ | 幅18×奥18×高さ30cm |
カラー | ブラック、レッド、グリーン、インディゴなど |
MOONはクライミングの神様とも呼ばれる「ベン・ムーン」のクライミングギアやウェアのブランドです。世界中に愛好者がいます。
MOONのボルダリングチョークバッグはこれまでの2種類にくらべ、大きめの作りになっています。なのでチョークをたくさん入れておきたい、液体チョークやテーピングも収納したいという人におすすめです。

カラーバリエーションも豊富なので、人とかぶりにくいというのも嬉しいポイント♪
MAD ROCK キネティックチョークポッド
引用:Amazon.co.jp
価格 | 3,190円 |
サイズ | 幅22×奥22×高さ20cm |
カラー | ブラック、レッド、グリーン、ブルー |
アメリカの大手クライミングメーカーであるマッドロックの「キネティックチョークポッド」。
末広がりのピラミッド型なのでバツグンの安定感があります。両手で豪快にチョークアップしたい人におすすめ。
開口部はドローコードによって絞れるようになっています。バックルタイプに比べるとややコンパクトさに欠けるので、持ち運びにはやや不便かもしれません。

ホームジムに置きっぱなしにするにはもってこいのチョークバッグです!
MAMMUT ボルダーチョークバッグ
引用:Amazon.co.jp
価格 | 4,290円 |
サイズ | 幅20×奥14×高さ31cm |
カラー | ブラック、カーキ、オレンジ |
マンモスのロゴで有名なスイスのアウトドアブランド、マムートの「ボルダーチョークバッグ」。
小物入れのほかに違う壁に移動する際に便利な持ち手がついています。カラーも上下でパターンが異なるのでオシャレですね。
ハードに使用にも耐えられるよう防塵仕様の生地でできているので、長く使いたい人におすすめのチョークバッグです。
SNAP チョークボックス
価格 | 4,400円 |
サイズ | 直径17×高さ16cm(使用時)、高さ5.5cm(収納時) |
カラー | バーガンディ、イエロー、ブルー、グリーンなど |
フランス発祥、革新的な技術とスタイリッシュなデザインが両立されたSNAPの「チョークボックス」。
収納時は薄いディスク状になるという、他のチョークバッグとは一線を画したデザインが特徴です。作りもしっかりしているので、ブロックチョークが砕けたり小物が壊れるという心配もなくなります。
機能もさることながらカラーも鮮やかなので、デザイン重視の人におすすめのチョークバッグです。
PETZL サカブチョークバッグ
引用:Amazon.co.jp
価格 | 4,620円 |
サイズ | 幅25×奥10×高さ14cm |
カラー | オレンジ |
救助の場面で必要になるハーネスやヘッドランプといった登山ギアを製造しているペツルの「サカブチョークバッグ」。
ややコンパクトなサイズ感ながら、口がしっかり開くのでストレスなくチョークアップできます。
収納性も確保しながら、マグネットによる開閉や伸縮性のあるブラシホルダーなど、かゆいところに手が届く機能も充実しているのが魅力です。
ただチョークを入れられればいいというよりも、機能性も重視する人におすすめのチョークバッグです。
マイチョークバッグを手に入れてどんどん登ろう!
以上、「5000円以下で買えるおすすめの置き型チョークバッグ7選」でした。
本記事の内容をおさらいします。
- ボルダリングで滑り止めとして使用するチョーク(粉)を入れておくための袋のこと
-
- 口が広いので両手を入れられる
- 容量が多いので頻繁にチョークを足さなくていい
- 小物入れがあるのでいろんなものを入れておける
- 安定感があるのでチョークをこぼしにくい
- 腰に付けなくていいので体一つで登れる
- 比較的高い
- かさばる
- 登りながらチョークアップできない
- Black Diamond モンディートチョークポッド
- Black Diamond モンドチョークポッド
- MOON ボルダリングチョークバッグ
- MAD ROCK キネティックチョークポッド
- MAMMUT ボルダーチョークバッグ
- SNAP チョークボックス
- PETZL サカブチョークバッグ
チョークバッグはボルダリングをするには必須の道具です。
今回紹介したのは5000円以下で買える初心者向けのチョークバッグのみですが、他にもたくさんの種類があるので自分好みのチョークバッグを探してみてください。
きっとボルダリングのモチベーションもさらに上がりますよ♪
それではまた!
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