アプリの使いやすさとチャートの見やすさに定評があり、国内取引所アプリでダウンロード数No.1を誇るCoincheck(コインチェック)。
暗号資産(仮想通貨)を取引するには運営企業との取引になる販売所形式よりも、個人間での取引になる取引所形式、いわゆる「板取引」で手数料を抑えたいですよね。
しかしすべての銘柄を板取引できるわけではありません。
そこで本記事ではコインチェックで板取引ができる銘柄について解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- コインチェックで板取引できる銘柄が知りたい
- コインチェックを使ってみたい
- 暗号資産(仮想通貨)に興味がある
本記事を読めばコインチェックで板取引ができる銘柄とその特徴が分かります。
そもそも板取引とは?
運営会社が提示する価格で暗号資産(仮想通貨)を取引する販売所形式とは違い、個人が提示した価格で暗号資産(仮想通貨)を取引するのが「板取引」です。

証券会社で各証券会社からの売買注文を銘柄ごとに書いた「板」が由来になっているそうですよ!
販売所で暗号資産(仮想通貨)を取引すると実質の手数料となる「スプレッド」があります。
しかし板取引ではスプレッドが少ないので販売所よりもお得に暗号資産(仮想通貨)を購入できます。
ただ販売所形式よりも購入が少し難しいので、初心者は販売所で少額の取引に慣れてから板取引に挑戦しましょう!
Coincheck(コインチェック)で板取引できる銘柄5選
2022年2月現在、Coincheck(コインチェック)で板取引できる銘柄は以下の5種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ファクトム(FCT)
- モナコイン(MONA)
- パレットトークン(PLT)
これらの通貨は販売所よりも安く買えるので、よく取引する人は板取引(取引所)で買うようにしましょう。
銘柄①ビットコイン(BTC)
時価総額ランキング | 1位 |
価格(2022年2月8日時点) | ¥4,966,565 |
コインチェックで板取引ができる銘柄その①は「ビットコイン(BTC)」です。
暗号資産といえばビットコインというイメージがあるほどメジャーな通貨で、世界初のデジタル通貨でもあります。
ビットコインにはこれまでに3回のバブルがあり、一定の周期で大きく価値をあげてきました。
直近の最高額は2021年11月ごろの1BTC=700万円強でしたが、現在(2022年2月)は1BTC=500万円程度に落ち着いています。
とはいえビットコインは今後さらに価値が上がり、1BTC=1億を超えると予想している専門家もいるくらいです。
ビットコイン、2030年までに1億円を超える!?:米アーク予測#coindeskjapan #ビットコイン #BTC #30秒でわかる暗号資産シリーズ pic.twitter.com/BkiyBUu8o5
— coindesk JAPAN (@CoinDeskjapan) January 26, 2022
ビットコインは法定通貨で言えばドルのような存在です。
それほど安定した価値を持つ通貨なので、初心者はビットコインを買っておけば間違いありません。
銘柄②イーサリアムクラシック(ETC)
時価総額ランキング | 28位 |
価格(2022年2月8日時点) | 3,757.6円 |
コインチェックで板取引ができる銘柄その②は「イーサリアムクラシック(ETC)」です。
イーサリアムといえばビットコインに次ぐメジャーな通貨ですが、そこから分裂してできたのがイーサリアムクラシックです。
元々は1つの通貨でしたが「The DAO事件」をきっかけにイーサリアムクラシックが誕生しました。
The DAO事件というのはハッカーによって約360万ETH(約52億円)が盗まれた事件で、詳しく知りたい方は下記のページをご覧ください。
イーサリアムとの大きな違いとして、イーサリアムクラシックには発行枚数に上限があります。
そのため発行上限のないイーサリアムよりも希少性があり、市場の供給量が少なくなれば価値が上がるという性質があります。
またイーサリアムクラシックはIoT分野で注目されている通貨でもあります。
IoTは家電などの日用品をインターネットに接続する技術ですが、簡単にインターネットに接続できるということは個人情報を守る強固なセキュリティも必要になります。
そこでThe DAO事件をきっかけにセキュリティが強化されたイーサリアムクラシックがIoT分野での活用に期待されているわけです。
5Gの普及とともに、モノをインターネットに接続するIoT分野もますます成長していくことでしょう。
IoT分野が発展すれば、イーサリアムクラシックの可能性も広がっていくと考えられます。
銘柄③ファクトム(FCT)
時価総額ランキング | 985位 |
価格(2022年2月8日時点) | 130.3円 |
コインチェックで板取引ができる銘柄その③は「ファクトム(FCT)」です。
ファクトムは分散管理型プラットフォームの総称で、2015年にアメリカで開発されました。
電子データを1か所で管理するのではなく複数のネットワークで管理することで、管理もしやすく改ざんや情報漏洩のリスク軽減を実現しています。
ファクトムの大きな特徴は、ビットコインをベースに作られた通貨であるということです。
価格もビットコインと連動するという性質があるので、ビットコインが徐々に値上がりしている現在(2022年2月)は注目すべき通貨かもしれません。
銘柄④モナコイン(MONA)
時価総額ランキング | 478位 |
価格(2022年2月8日時点) | 126.8円 |
コインチェックで板取引ができる銘柄その④は「モナコイン(MONA)」です。
モナコインは日本で初めて作られた暗号資産(仮想通貨)で、匿名掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で開発されました。
当時2ちゃんねるで流行していたAA(アスキーアート)のキャラクターである「モナー」がモチーフになっています。
モナコインは取引スピードが速いので、日常的な決済に利用しやすいとい特徴があります。
より多くのデータを短時間で処理できる「Segwit(セグウィット)」という技術がそれを可能にしました。
モナコインは日本で生まれた通貨ということもあって、海外での知名度はまだまだです。
しかし2ちゃんねるという独自のコミュニティで生まれたモナコインには「投げ銭文化」など他の通貨にはない盛り上がりがあるので、今後海外のユーザーから注目される可能性も大いにあります。
銘柄⑤パレットトークン(PLT)
時価総額ランキング | ― |
価格(2022年2月8日時点) | 38.2円 |
コインチェックで板取引ができる銘柄その⑤は「パレットトークン(PLT)」です。
エンタメ性に特化したNFTプラットフォームである「パレット(Palette)」で用いられる通貨です。
NFTのプラットフォームでは「OpenSea」が有名ですが、そこでは取引の渋滞や手数料の高騰、著作権の問題が顕在しています。
それらを解決するために開発されたのがパレットトークンです。
独自のブロックチェーン上でNFTを扱っているので、発行・配布・流通といったNFT取引の一連の流れに透明性を持たせることが可能になりました。
NFTの普及とともに現在抱えている問題も大きくなっていきます。
それらの解決を目的としたパレットトークンは、将来性が大きく期待できる通貨です。
イーサリアムやリップルを板買いするなら
コインチェックでは板買いできない「イーサリアム(ETH)」や「リップル(XRP)」を板買いするなら「bitFlyer(ビットフライヤー)」がおすすめです。
ビットフライヤーで板買いできる銘柄は下記の6種類。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リップル(XRP)
- ステラルーメン(XLM)
イーサリアムやリップルといった需要の高い通貨を板買いできるだけでなく、ビットコインの最低取引量もコインチェックより少ないのが特徴。
bitFlyer(ビットフライヤー) | 0.001BTC |
Coincheck(コインチェック) | 0.005BTC |
スプレッドの高い取引所形式で毎回買っていると手数料が高くつくので、保有する通貨によって取引所を使い分けるのがおすすめです。
ビットフライヤーの口座開設もコインチェックと同じく完全無料、申し込みから本人確認も数分でできます。
\7年以上ハッキングゼロ/
それぞれの銘柄にそれぞれの将来性がある
以上、「Coincheckで板取引できる銘柄5選!それぞれの特徴とあわせて解説」でした。
暗号資産(仮想通貨)を取引するうえで、スプレッド(手数料)を抑えられる板取引は必須の手段です。
取引できる銘柄は限られますが、積極的に活用していきましょう。
ただ板取引は個人間のやりとりになるので、ある程度まとまった金額が必要になります。(ビットコインの場合0.005BTC=約25,000円)

暗号資産初心者は手数料を勉強代と思って、まずは販売所で少額を購入することをおすすめします!
コインチェックで口座を開設済みの人はメタマスクのインストールとバイナンスの口座を開設すればPancakeSwapも始められます。
PancakeSwapを使えば仮想通貨を高利率で運用できるので、仮想通貨をただ持っているだけの人はチャレンジしてみてください。
詳しい手順は下記の記事で解説しています。
コメント