
「ボルダリングジムに行くことになったけどどんな服装でいけばいいか分からない。おすすめの服装があれば知りたいな。」
そんな悩みを解決します。
本記事の内容
- ボルダリングに適したメンズの服装
- 筆者おすすめの服装パターン5選
- まとめ

ボルダリング歴7年以上の僕はこれまでにたくさんのクライマーを見てきました。
本記事を読めばボルダリングに適したメンズの服装が分かり、初めてでも安心してボルダリングジムに行けます。
ボルダリングに適したメンズの服装
結論を言うと、動きやすくて汚れてもいい服ならなんでもいいです。
もしかしたらジムによって禁止されている服装があるかもしれませんが、本人さえ良ければスーツで登ることもできます。

スーツの場合はよっぽどストレッチが効いていないとさすがに厳しいかもしれませんが・・・w
ただあまりにサイズが大きすぎたり、ヒラヒラとした装飾が付いている服は落下時にホールドが引っかかってしまう可能性があり危険なのでやめておきましょう。
動きやすくて汚れてもいい服について深掘りしていきます。
動きやすい服について
動きやすい服、つまり半袖のTシャツやストレッチの効いたパンツがおすすめです。
というのもボルダリングは全身を動かすスポーツなので、生地の厚いゴワゴワした服だと動きが制限されてしまい、登りにくくなってしまいます。
綿パンなんかは生地が丈夫なので皮膚を擦り傷から守ってくれるというメリットはありますが、汗をかくと肌に張りついたり足を上げにくくなるのでボルダリングには不向きかと。

上は汗の乾きやすい化繊のTシャツに、下はストレッチの効いたジャージやジーンズだと全身が動きやすくなりますよ♪
汚れてもいい服について
おしゃれをしたいからといって、お気に入りの服を着ていくのはおすすめできません。
というのもボルダリングでは手汗を抑えるためにチョークといって白い粉(炭酸マグネシウム)を手につけながら登るのですが、チョークで服が汚れてしまうからです。
自分の手で直接服に触れなくても服がホールドにこすれたり、落下にマットで服が汚れてしまうのは避けられません。

登っている途中でコンビニなんかに行くときは服がチョークにまみれすぎてちょっとためらいますw
なのでボルダリングジムに行くときはチョークで汚れてもいい服を持っていきましょう。
白やグレーの生地はチョーク汚れが目立ちにくいのでおすすめです。
靴下について
Tシャツやパンツ以外にも、替えの靴下を持っていくことをおすすめします。その時は最悪捨ててもいい靴下を用意しておきましょう。
何故かと言うとレンタルシューズは使い終わったら消臭スプレーをかけているだけで、ろくに洗っていないジムがほとんどだからです。
ボルダリングシューズはきつめのサイズを履くということもあって蒸れやすく、これまでに何人もの人が履いてきたことを思うと衛生的にも捨ててしまったほうが安心なので。

薄めの生地で、素材は化繊のほうが滑りがよくてシューズが履きやすくなりますよ♪
筆者おすすめの服装パターン5選
それでは「動きやすくて汚れてもいい服」を前提に、筆者がおすすめする服装を以下の5パターンでお教えします。
- とにかく登れたらいい人
- 怪我をしたくない人
- 汗をよくかく人
- 寒がりな人
- 上級者っぽく見られたい人
それぞれに合ったパターンを選んでみてください。
とにかく登れたらいい人
ファッション性は気にしない、とにかく登れたらいいという人は以下の組み合わせがおすすめです。
- 上:半袖Tシャツ
- 下:ジャージorスウェット
ボルダリングが初めてという人によく見られるパターンです。

買ったものの着る機会がなく、部屋に飾りっぱなりになってしまっているハンドTシャツなんかが活躍します!
ジャージもしくはスウェットであれば伸縮性もいいので、下半身の動きを制限することもありません。
少しおしゃれに見せたい人は大きめのTシャツにジョガーパンツを合わせるとジャージやスウェットよりもスタイリッシュに決まります。
怪我をしたくない人
ボルダリングでは手の甲や肘、膝をよく擦りむきます。なのでそういった怪我をしたくない人には以下の組み合わせがおすすめです。
- 上:長袖Tシャツ+半袖Tシャツの重ね着
- 下:ハーフパンツ+タイツ(レギンス)
登山やロックフェスなんかでもよく見るスタイルですね。長袖Tシャツやタイツ(レギンス)を下に履いておくことで、ホールドによる擦りむきをなるべく防げます。

社会人にもなって肘から先に怪我があると「どうしたの?」とよく心配されてしまうので、なるべく怪我をしたくない人は長袖で皮膚を守りましょう!
汗をよくかく人
汗をよくかく人や夏場のボルダリングジムで少しでも涼しく登りたいという人には以下の組み合わせがおすすめです。
- 化繊のTシャツ
- ハーフパンツ
参考画像
綿のTシャツは乾きが遅く、汗をかくと皮膚にぴったり張りついて不快なのでおすすめできません。
化繊のTシャツは速乾性が高いので汗も乾きやすく、快適に登れます。ただ繰り返し使っていると汗臭くなりやすいというデメリットがあるのでそこは要注意です。
色は汗染みが目立ちづらい白か黒が無難かと。
また暑いからといってタンクトップの着用もおすすめできません。

腋毛の処理をしていない場合はやや不潔に見えますし、相当強いクライマーでないとタンクトップは許されない風潮もありますw
ハーフパンツはストレッチ性のあるクライミングパンツがおすすめです。ハーフパンツだからといってストレッチ性がないと、足を高く上げるときに太ももに引っかかったりするので。
夏にユニクロで売っている2000円ぐらいのやつがおすすめです♪
寒がりな人
寒がりな人や冬場のボルダリングジムで登るときは以下の組み合わせがおすすめです。
- 上:すぐ脱げる上着+Tシャツ
- 下:スウェットorストレッチの効いたジーンズ
寒いからといって服を着込んでも登っているとすぐに体が温まるので、すぐに脱げる上着は重宝します。登っていない時は体を冷やさないように羽織ることもできるので。

ジップのパーカーやフリースを着ているクライマーが多いです。
下はジャージだと少し寒いので、スウェットやストレッチの効いたジーンズがおすすめです。
スウェットやジーンズの下にタイツやレギンスを履くのはやめましょう。すぐに暑くなるうえに脱ぐのも面倒でしかりません。
登っていないときに少し肌寒いくらいの服装がベストです!♪
上級者っぽく見られたい人
あまり初心者感を出したくない、どうせなら上級者っぽく見られたい人は以下の組み合わせがおすすめです。
- 上:Tシャツ
- 下:ストレッチの効いたジーンズorクライミングパンツ
シンプルイズベスト。
上級者ほど意外と服装にはこだわりがありません。かといってストレッチの効いたジーンズやクライミングパンツであれば体の動きも制限しないので、パフォーマンスも最大限に発揮できます。

ジーンズならユニクロのデニムジョガーパンツ、クライミングパンツならワークマンでいずれも2,000円程度で手に入りますよ♪
服装にこだわらないでとにかくボルダリングジムに行ってみよう!
以上、「ボルダリングに適したメンズの服装をパターン別にお教えします」でした。
本記事の内容をおさらいします。
- 動きやすくて汚れてもいい服ならなんでもいい
- ただしホールドに引っかかる可能性のある服はNG
- 靴下は最悪捨ててもいいものを用意する
とにかく登れたらいい人 | 上:半袖Tシャツ
下:ジャージorスウェット |
怪我をしたくない人 | 上:長袖Tシャツ+半袖Tシャツの重ね着
下:ハーフパンツ+タイツ(レギンス) |
汗をよくかく人 | 上:化繊のTシャツ
下:ハーフパンツ |
寒がりな人 | 上:すぐ脱げる上着+Tシャツ
下:スウェットorストレッチの効いたジーンズ |
上級者っぽく見られたい人 | 上:Tシャツ
下:ストレッチの効いたジーンズorクライミングパンツ |
ボルダリングジムではよっぽどTPOを無視した服装でなければ基本的にどんな服装でも登れます。ハロウィンの時期にはコスプレで登るイベントをやっているジムもあったりするぐらいなので。
初めての人はとにかく動きやすくて汚れてもいい服を持って、まずはボルダリングジムに行ってみましょう。そこで他の人がどんな服装で登ってるのか、実際に見てみるのをおすすめします。
それではまた!
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